【生はちみつ・おすすめ】はちみつの製造工程や美味しい食べ方を解説！

はちみつが甘い理由

私たちが砂糖やはちみつを舐めると甘さを感じるのは、それぞれに甘味の成分が多く含まれているからです。グラニュー糖や上白糖、三温糖など、一般的な砂糖の主成分は「スクロース（ショ糖）」です。一方、はちみつの主成分は「フルクトース（果糖）」と「グルコース（ブドウ糖）」の2つとなっています。はちみつにはフルクトースのほうがグルコースより多く含まれており、はちみつを食べるときにより強く甘さを感じるのはフルクトースの甘みです。

はちみつの糖度について

はちみつの糖度は70～80％といわれています。はちみつはミツバチによって作られますが、最初にミツバチが採取する蜜の糖度は10％程度です。それをミツバチが巣の中に貯めてゆっくりと水分を蒸発させていくことで、糖度80％のはちみつが完成します。

こうして出来たはちみつは砂糖よりも甘みをしっかりと感じることができます。また、カロリーやGI値が砂糖よりも低い点もはちみつの魅力です。カロリーについては、ティースプーン1杯の砂糖が持つカロリーが約16kcaLなのに対し、はちみつは約12kcaLと3割ほど低く、GI値についても砂糖のGI値が100以上とされているのに対し、はちみつはおよそ40～65程度と砂糖の約半分となっています。

オリゴ糖

はちみつに含まれているオリゴ糖は、腸内の有用菌を増やす役割を持つ栄養素です。
また、悪玉菌のエサにはならないため、腸内環境を整える際に役立ちます。

ビタミンB2

ビタミンB2は脂質をエネルギーに変えるのに欠かせないビタミンです。脂質が新しい細胞を作る手助けをすることで、皮膚や粘膜を健康に保てます。また、胎児の発育を助ける働きがあることから「成長ビタミン」とも呼ばれています。

葉酸

ビタミンB群の一種である葉酸は、ビタミンB12と協力して赤血球を作り、食べたものをエネルギーに変えるのを助ける役割を持つ栄養素です。また、DNAを正常に作る材料にもなります。

ミネラル

ミネラルは体内では生成できないため、食事から摂取しなければなりません。はちみつには、カルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛など、多くのミネラルが含まれています。体の機能を維持したり調整したりと、健康には欠かせない栄養素です。

そのまま食べる

はちみつの甘みを、ダイレクトに味わえる食べ方です。はちみつはミツバチが採取する花の種類によって色や香りが異なり、様々な味わいが楽しめます。好みのはちみつを見つけるためにも、食べ比べてみるとよいでしょう。

お肉にはちみつをかける

お肉にはちみつをかけると、はちみつに含まれるブドウ糖がお肉の中に浸透し、ジューシーかつ柔らかい仕上がりになります。

カレーにはちみつを入れる

カレーにはちみつを加えると、甘みがプラスされてまろやかな味わいになります。さらに、はちみつの甘みは旨みに変わるため、子供から大人まで楽しめるカレーになるでしょう。

コーヒーにはちみつを加える

コーヒーは苦みがあるため、甘い味が好きな方は砂糖やはちみつをいれてみてはいかがでしょうか。砂糖を使わずにはちみつを加えると、カロリーを抑えられます。

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